がん患者さんのより適切な治療をサポートする

P5がんゲノムレポート

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P5がんゲノムレポートとは

「P5がんゲノムレポート」サービスは、がん患者のがん組織の遺伝子を解析し、がん発症の原因と考えられる遺伝子変異の種類と、治療に役立つ可能性がある分子標的薬など最新の国内外の薬剤情報や治験情報を医師に提供するサービスです。

サービスの概要

  1. 医師からの説明を受け、お申し込みいただきます。
  2. お通いの医療機関よりがん組織の検体を提供いただき、遺伝子解析を行います。
  3. レポートを作成します。
    レポートはA4用紙で数十ページあります。
  4. レポートを参考にあなたが検査を申し込んだ医師と治療方針をご相談ください。
    治療の選択肢が増える可能性があります。

がん治療に、なぜ「遺伝子解析」が必要なの?

がん発症のメカニズムには遺伝子変異が関係しています

がんの多くは、正常な遺伝子にいろいろな変異(異常)が起こることによって発症することが明らかになってきました。
がんの原因となる変異はさまざまな遺伝子で起こり、その変異の違いによって、がんの性質や抗がん剤の効き方に違いが出てきます。

例えば「細胞を増やす遺伝子」に変異が起きた場合、細胞を無制限に増やし続けることが、がん化の原因となっていることがあります。
その場合、変異が起きている遺伝子を特定し、その「細胞を作り続ける」という働きをピンポイントで阻害する抗がん剤を使うことによって、効果的にがんの治療を行うことができる可能性があります。

がんの原因だけを狙い撃ちして治療する「分子標的薬」

近年、「分子標的薬」という抗がん剤の開発が進んでいます。
分子標的薬とは、がん細胞の中で変異した遺伝子がコードする分子のみを狙い撃ちし、その働きを抑えることでがん細胞の増殖などを抑える薬剤です。
分子のみを標的とするため、正常な細胞へ与えるダメージが少ないことから、より安全に、より有効にがんを治療できる薬剤として、注目を集めています。
IMS Health社による2014年の調査では、全世界における抗がん剤のうち、分子標的薬の割合は売上高ベースで46%に至っており、今後も新たな分子標的薬が数多く開発されるものと期待されています。

従来の抗がん剤と分子標的薬の違い

従来の抗がん剤はがん細胞だけでなく、正常な細胞にも作用してしまいますが、分子標的薬はがん細胞だけに作用します。

遺伝子解析と分子標的薬によって、治療がより安全に・効果的に

高い治療効果が期待される薬剤として注目を集めている分子標的薬を使った治療を行うためには、がんの種類だけではなく、どのような遺伝子変異が起きているかを知ることが重要です。

例えば同じ胃がんの患者さんでも、遺伝子の変異は同じではありません。

そのため、最適ながん治療を行うためには、患者さん一人ひとりの遺伝子変異情報を把握し、変異の種類に合わせた分子標的薬を選択する必要があります。

より安全で効果的な治療を行うためには、あなた自身の遺伝子変異情報を把握し、最適な分子標的薬を投与することが重要なのです。

レポート見本です。
このようなレポートを数十ページに渡ってご提供いたします。

レポートでどんなことが分かるの?

がんの発症に関わっている遺伝子と変異の種類が分かります

最先端の遺伝子解析装置を使って数十種類のがん関連遺伝子の配列を解析。
正常な遺伝子と比較することで、がんの発症に関わっていると思われる遺伝子変異を特定します。
また、発がんに関係すると考えられる「塩基の置換」「塩基の挿入」「塩基の欠失」「遺伝子のコピー数の変化」「二つの遺伝子の融合」といった、遺伝子変異の種類を見つけ出します。

あなたの遺伝子変異に合った治療情報をご提供いたします

レポートによって広がる可能性

遺伝子検査の結果をもとに、あなたのがん治療に役立つと思われる最新の薬剤情報や治験情報をまとめ、レポートにしてご提供します。
治療情報のデータベースは、国際的なスタンダードとなっている海外の研究機関や国内の製薬会社が提供するデータを集積したものです。
また、レポートは日本臨床腫瘍学会がん療法専門医の確認を経た後に、あなたが検査を申し込んだ医師にご提供いたします。

※本サービスは、適した薬剤情報や治験情報が必ず見つかることを保証するものではありません。

他の類似サービスとの違い 5つの”P5ならでは”

  1. P5ならでは 1

    最新治験へのコーディネートをいたします

    「最新治験データベース※」検索により、国内の最新治験情報をご提供できます。
    また、治験情報について医師にコーディネートしてきたエムスリー社のサービス「治験君」で得られたノウハウをもとに、エージェントとして、最新治験へのコーディネートを行います。

    ※「最新治験データベース」は、P5が外部と提携して開発をしています。国内外の様々な臨床研究の結果や論文に加え、製薬企業などの最新の臨床研究・治験情報などを集積したものです。

  2. P5ならでは 2

    レポート提供後も更新情報をご提供いたします

    P5が治験データベースを更新する度に、対象となる治験案件が出てきた場合には、検査を申し込んだ医師に連絡をいたします。追加費用はいただきません。

  3. P5ならでは 3

    高品質で早くレポートをお届けいたします

    全工程を国内完結しているため、早期にレポートをお届けできます(約4週間)。
    また、国際的検査品質体制(CAP-LAP)により高品質をお約束いたします。

  4. P5ならでは 4

    患者さんの経済的負担を考慮した価格設定

    この検査は自由診療となるため、患者さんの経済的負担ができるだけ低く抑えられるよう、企業努力をしています。

  5. P5ならでは 5

    安心のサポート体制

    ご希望の方には、検査実施前・後に臨床遺伝専門医による専門カウンセリング等のサポートを有料で提供いたします。

よくいただくご質問
「解析する遺伝子数は多ければ多い方が良いのでしょうか?」

本レポートに用いるのは、米サーモ・フィッシャー社の製品(OncomineTM Focus Assay)で、次世代シーケンシング(NGS)プラットフォームとして定評のあるIon PGMTMを用いたマルチバイオマーカーアッセイです。
固形腫瘍に関連する52の遺伝子の変異を、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)サンプルから一度に解析することができます。
ホットスポット、一塩基置換(SNVs)、塩基の挿入または欠失、コピー数変化(CNV)、および融合遺伝子をカバーしており、現在承認されている抗がん剤に関連するドライバー遺伝子のほか、論文などから厳選された52の遺伝子についてのアクショナブルな遺伝子変異を検出します。
本レポートは、がん患者ご自身のがん組織検体における複数の遺伝子変異の解析結果に加え、国内外の最新の包括的な薬剤治験情報を提供し、効果が期待できる薬を服用できたり、新しい治験を案内することを主目的としております。
これは、解析する遺伝子を多くすればその分高額になるため、よりアクショナブルで有用な情報提供が可能な遺伝子について解析するように致しております。

検査の流れ

  1. step1

    お申し込み

    医師からの説明を受け、同意いただける場合のみお申し込みいただけます。
    また検査は、検査費用お支払い後、開始されます。

  2. step2

    検査の実施(遺伝子解析)

    医療機関からあなたのがん組織検体をお預かりし、国内の施設にて遺伝子解析を行います。
    検査にかかる時間は、約4週間を想定しておりますが、検出する変異によっては1ヶ月以上かかることがあります。

  3. step3

    レポート作成

    解析結果をもとに、がんの発症に関わると想定される遺伝子変異を見極めます。
    また、効果がある可能性のある薬剤や、その遺伝子変異を持つがんに適した国内外の最新の治験情報などをまとめたレポートも作成します。

  4. step4

    検査結果説明

    遺伝子解析結果やレポートをもとに、選択できる今後の治療方針について、検査を申し込んだ医師とご相談ください。

レポートは信頼できるの?

P5がんゲノムレポートは世界レベルのレポートです

P5がんゲノムレポートは、米国の国立がん研究所を中心に行われている世界最大規模のがんの臨床研究であるNCI-MATCHの中で開発された検査を基に開発されました。

NCI-MATCHとは

がんの遺伝子変異を調べることにより分子標的薬などの治療を効率的に行える体制を整えることを目的としたもので、ハーバード大学、マサチューセッツ総合病院、MDアンダーソンといった米国有数のがん研究所や、多くの製薬会社などが参加しています。

検査は国際基準に準拠して品質管理された施設で行います

検査は、国際的な臨床検査基準であるCAP認定(College of American Pathologists:米国病理学会)と同一の管理体制の下、CAPと同等のクオリティで実施します。
また、検査は最先端のシーケンサー(遺伝子解析装置)を使って行われます。
このシーケンサーにより、固形がん+関する数十~百数十の遺伝子の変異を検出することができます。
最先端のテクノロジーを使うことより、ごく少量の検体で結果を得ることができます。

専門医がレポートをチェックします

レポートは日本臨床腫瘍学会がん療法専門医もチェックします。

検査に必要なこと

検査対象となるがんの種類

固形がんが対象となります。(血液がんは対象ではありません。)

対象となる疾患名

膀胱がん/乳がん/大腸がん/子宮内膜がん/食道がん/胃がん/消化管間質腫瘍/神経膠芽腫/頭頸部がん/腎臓がん/肝がん/メラノーマ/中皮腫/非小細胞肺がん/骨肉腫/卵巣がん/膵臓がん/前立腺がん/皮膚基底細胞がん/小細胞肺がん/軟部肉腫/精巣がん/甲状腺がんなど、および原発巣不明のがん

検体をご提供いただきます

検査には、遺伝子解析のために、がん組織由来の核酸サンプルが必要です。
そのため「がんを含む組織」のホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)切片をご提供いただきます。
このがん組織検体は普段から行われている検査のサンプルを利用するため、別途検体を採取するなどの必要はありません。

検査費用

この検査は、保険診療として認められていないため、医療機関における自由診療となります。
レポートを含むこの検査の費用は、各医療機関にお問い合わせください。

ご注意ください

この検査が開始された後であっても、検体がこの検査に適する状態にないことが判明した場合、この検査は中止されます。
この検査が中止された場合であっても、その時点までに発生した費用を患者さんに負担していただく必要があります。

検査の同意の撤回

検査の同意の撤回(検査の中止)を希望された場合、検査は直ちに中止され、検査結果及び個人情報は廃棄されます。
なお、同意を撤回した場合であっても、検査費用は負担していただくことになりますのでご注意ください。

レポートについて

レポートに記載される情報

担当医師に返されるレポートは、以下のような情報を含んでいます。

  • 患者さんのがん細胞が持つ遺伝子の変異
  • この変異をもつがんに対する治療のガイドライン
  • この変異を持つがんに効果が期待される薬剤(国内)
  • この変異を持つがんに効果が期待される薬剤(国外)
  • この変異を持つがん患者さんを対象とした国内で実施されている臨床治験
  • この変異を持つがん患者さんを対象とした国内では行われていないが海外で実施されている臨床治験

レポートが届いたら

検査結果は、患者さんのがんの性質や状態等を知るための重要な情報となる可能性があります。
もっとも、この検査結果のみで患者さんの治療方針等が決定されるものではなく、この検査結果を参考にして担当医が、患者さんと話し合った上で、患者さんに合った治療法を決めることになります。

ご注意ください

  • がんに関わる遺伝子の変異については、まだ分かっていないものも数多く存在するため、この検査を受けていただいても有用な情報が得られないこともあります。
  • この検査の過程において、これまで報告されていない遺伝子の変異が見つかった場合であっても、その変異とがんの性質や状態等との関連性は明らかではありませんので、そのような遺伝子の変異の有無についてお伝えすることはできません。
  • この検査の精度は、検体の状態により左右されることがあるほか、検査方法の技術的な限界もありますので、得られた検査結果の正確性が保証されるものではありません。
    また、検査の性格上、一部の遺伝子について検査結果を得ることができず、その遺伝子の検査結果をお返しできない場合もあります。
  • 本レポートには、最新の治験情報が掲載されていますが、全ての治験を網羅していることが保証されるものではありません。